レタッチの本質とは
こんにちは。レタッチャー大谷です。
今までレタッチとは撮影した写真をPhotoshop等の画像処理ソフトを使用して修正したり加工したりする作業のことを言います。
なんてwebで検索すると買い手ありそうな事を言ってきましたが、今回はもっと深い所レタッチの本質の事について書いてみようかと思います。
以前レタッチャーが理解しないといけないこと。という記事にも書きましたがレタッチャーは「何をみせたいか」「どう伝えたいか」を理解して作業をしなくてはいけません。
これはレタッチの本質を突いていて結論からいうと
レタッチの本質とは『見せたいもの伝えたいことの鮮明化。』なんです。
視点がブレてしまうような余計なモノは排除して見せたいものを強くする。
視点をコントロールするのです。
どういう事かというと。
たんなるゴミ消しの場合でもこれが言えます。
写真をみていて『あ、ゴミだ。』なんて思ってしまうとゴミに目がいって写真の本当に見せたい部分が弱くなってしまいますよね。
だからゴミを消すのです。
ものすごく美しい風景があってもそこに工事中のポールがあったら美しい風景が弱くなって工事中に目がいってしまいますよね。
だから工事中になっている部分を消すのです。
色補正だって同じです。
見せたい部分の色や輝度を強調し、その他を少し弱めたりします。
全て見せたいもの伝えたいことの鮮明化なんです。
ただのゴミ消しと思ってやっているのはレタッチの本質を理解していない可能性があります。
ただのゴミ消しは実はただのゴミ消しではなくレタッチの本質を突いた作業なのです。
何をどこまでレタッチしたら良いのかワカラナイという方がいますが
これはその写真で何を見せたいのか?何を伝えたいのか?がわかっていないのだと思います。
もう一度いいますがレタッチは『見せたいもの伝えたいことの鮮明化。』です。
視点がブレてしまうような余計なモノは排除して見せたいものを強くする。
視点をコントロールするのです。
こんなふうに考えるときっとあなたの写真でも何をすべきなのかが見えてくるのではないでしょうか?
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